会長挨拶
この度、大垣竹の子会第70期会長を務めさせていただくことになりました第58期入会の原一翔と申します。
長い歴史と伝統がある大垣竹の子会の会長という栄誉ある要職に、大変光栄であるとともに責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。
私は今期で入会し13年目となりますが、12年間大垣竹の子会に在籍してきて今危惧していることがあります。それは例会、役員会への取り組み方です。
例会の出席率の低下、準備・運営の不備、出席者が確保できず役員会の開催が危ぶまれる状況等があり、私自身もこれらの一端を担っており反省すべきではあります。今、会員同士親睦を深め雰囲気の良い会になっていると感じます。しかし、それが行き過ぎ馴れ合いになってしまえば、組織として衰退していく原因になってしまいます。
私たちは雇用主・従業員の関係ではないので厳しいことを言うのは憚られるでしょう、ですが各々 会費を納め、時間を捻出し、毎月の例会に参加し活動を行っていただく以上、何かを学び持ち帰ってもらうことが必要です。そのためにも例会・役員会に対してより真摯に向き合い質の高いものにしていく必要があると考えております。
現在、会員減少に歯止めがかからない現状ではあります。ですが、その中で大垣竹の子会は事業を通して人間として、経営者として、親として、他にも様々なことに対して成長できる場であることを証明できれば、それがアピールポイントとなり、人々の興味を惹き、入会の足掛かりになるのではないかと思います。また、今期は70周年の記念期を迎える年ですが、多くのベテラン会員が卒業し、大半が入会してから5年以内の会員が占める、新しい世代の竹の子会の挑戦が始まる年でもあります。
そこで、70周年期やその後も竹の子会を存続させていくために、今一度気を引き締めていただきたいという想いから今期のスローガンを『緊褌一番』とさせていただきます。70周年は大きな節目ではありますがゴールではありません、しかしこのままでは近い将来終わりを迎えることになるでしょう。そうならないためにも今期厳しいこと、苦しいことがあるかもしれませんが、みんなで覚悟を持って取り組み、新しい竹の子会の礎を築いていきましょう。
最後になりますが、会長という大役を与えて頂いたことに感謝しつつ、私自身まだまだ未熟者ではございますので、特別会員の皆様をはじめ、関係各位様、現役会員の皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年7月1日○○
第70期大垣竹の子会
原 一翔